2021-02-10 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
北極海は、海洋汚染防止のため、IMO、国際海事機関が定めたポーラーコードと呼んでいますけど、それを遵守した船舶のみが航行可能でございます。具体的には、アイスクラスと呼ばれる砕氷ですね、氷を砕く、耐氷、氷に耐えるですけど、仕様など、船舶のハード面の要件を規定しております。それに加えて、特別な乗務員の訓練履歴なども求められます。
北極海は、海洋汚染防止のため、IMO、国際海事機関が定めたポーラーコードと呼んでいますけど、それを遵守した船舶のみが航行可能でございます。具体的には、アイスクラスと呼ばれる砕氷ですね、氷を砕く、耐氷、氷に耐えるですけど、仕様など、船舶のハード面の要件を規定しております。それに加えて、特別な乗務員の訓練履歴なども求められます。
オホーツク海等におきましては、極水域と同様、流氷の危険性や低温下における機器の取扱い等が求められますが、極水域とオホーツク海等とでは温度差などの気象や氷の厚さなどの海象が異なるため、船体構造や船員に対して直ちにポーラーコードに類似した規制が必要とは考えておりません。
○新妻秀規君 次に、ポーラーコードの適用範囲について伺いたいと思います。 今回の法改正のベースとなりましたMLC条約等の改正に伴う国内法に関する勉強会が平成二十八年の十月に出した取りまとめには次のような記載がございます。
また、国際海事機関で行われました、極海におけます船舶の安全や海洋環境の保護等の基準となります、いわゆるポーラーコードの検討に当たりましては、当時の事務局長の関水氏のもと、日本人の国際機関職員、政府関係者、専門家等が多大な貢献を行ってまいりました。